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 リクエストがあったので、重油タンクの配管周りの詳細です。
 セッテのOJと天賞堂のSスケールでディティールに若干の差異があります。
 テンダー前方からは火室へ重油を送る管と逆に重油タンク側のポンプを作動させるための蒸気管?(←推測です)の配管があります。2本はテンダー前面から後部までさらに太いパイプを通してこれがテンダー側面の補強版などを貫通しています。
 セッテ製品やTT9のテンダーディティールキット、珊瑚やクロスヘッドのキットなどでは再現されていますが、天賞堂のSスケールでは省略されています(16番の最新製品では再現されています)。
 またこの配管のテンダー前面側出口の横あたりに小さな扉があって、テンダー内側にでっぱりがある機が存在しますが(無い機もある)、セッテOJではこれがありません。
 また、石炭搭載部分の内側補強板も、セッテOJでは一組多くなっています。
 増炭覆いも非公式側前面部分が一部無いセッテOJの方が正しいです。


重油タンク配管に話を戻すと、両者とも送油、排油管の配管は同じですが、ポンプ作動用(あくまで推測ね)の細い蒸気管2本の取り付け位置が異なっています。
 天賞堂Sスケールのは、多くのモデルで再現されているのと同じ、後面送油出口からやや離れた位置に2本並んだ形で、セッテOJではこれが後面送油出口の直下にあります。どちらが正しいのかは???ですが、「蒸気機関車の角度」にこの部分を側面から撮影したものがあり、落ちている影を見る限りでは、セッテOJの配管が正しそうです。

 また、送油出口の菊型ハンドルのついたコックも、セッテOJのように曲がる前に付いているのが正しいです。
(※実車のディティールに関しては、主に「蒸気機関車の角度(1971年11月梅小路での撮影)」を参考にしています)
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無題
管理人さん>

両車の比較画像は参考になります。
ありがとうございます。
画像を見ながら作りこみをしたいと思います。

最近気がついたことなんですが北海道時代の
キャブ搭乗ステップの段数が公式側と非公式側では
異なるようなんです。
公式側3段で非公式側はなぜか短い2段。

それと「蒸気機関車の角度」でもじっくり見ないと
わかりませんがテンダー後妻(正面)の
右上角に四角の小さい穴が開けられているようです。
よっちゃんパパ URL 2009/05/11(Mon)00:02:32 編集
非公式側のキャブステップ
よっちゃんパパさん こん**は
>公式側3段で非公式側はなぜか短い2段。

 非公式側も3段です。
 ただし最下段だけ後ろ側のステーというか支えがありません。逆L字の形になっています。
 実物は薄い板材なので、おそらく腐ったか何か?で、現役末期は無いままになっていたようです。
 梅小路に行ってからは修理されたようで、ちゃんと☐になっています。
セッテのOJも天賞堂のSもこの部分がきちんと再現されています。
 因みに3号機は、下2段とも無いみたいですよw。天賞堂のNゲージの旧モデルはそうなっていました。

>わかりませんがテンダー後妻(正面)の
>右上角に四角の小さい穴が開けられているようです。

 そうなんですよね。これ何のために空けられているのかよくわからなかったりします。水抜きにしては、この部分の床面まで達していませんし、梅小路に戻ってから埋められていたりします。他の号機で空いているのも、無いようですし。
 市販品で再現されている例も無いようです。セッテのを自分で空ける勇気がまだちょっと……w
2009/05/11 22:33
テンダーの四角い穴
こんにちは。いつも楽しく拝見させて頂いております。セッテの2号機いいですね。羨ましいです。

2号機のテンダー後面の四角い穴は唯一最新のピノチオ製の16番モデルで再現されていますよ。

また、2号機・3号機の非公式側キャブ下ステップの欠き取りは急曲線通過時のテンダーからの配管類干渉対策だと思われます。
湘南カベルネマン 2009/05/12(Tue)18:59:23 編集
Re:テンダーの四角い穴
湘南カベルネマン さま、こん**は
出張でRESが遅れましたm(_ _)m

>2号機のテンダー後面の四角い穴は唯一最新のピノチオ製の16番モデルで再現されていますよ。

おお、ピノのはあまり実物を見たことが無かったので知りませんでした。情報ありがとうございます。

>また、2号機・3号機の非公式側キャブ下ステップの欠き取りは急曲線通過時のテンダーからの配管類干渉対策だと思われます。

なるほど! それは気がつきませんでした。非公式側は確かに邪魔になりそうな配管があるので、その説には納得です。

珊瑚のC62 2の12mmキットもまもなく発売とのことで、これで主要スケールのC62 2をそろえることができそうです。
2009/05/14 21:35
ピノチオのC62
C62Evo管理人様

これだけC62を揃えておられて素晴らしいです。シロクニへの愛情を感じます。私も物心ついた頃から2号機への憧れは特別の物です。もちろん現役時代の豪快な走りは生で見た事もありませんが。是非もう一度本線上の走りを目の当たりにしてみたいものです。

私も昨年、清水の舞台から飛び降りるつもりで、ピノチオ製16番のC622、C623、C6215の函館本線ニセコ仕様の3台を揃えました。もうピンと来られた思いますが、1971年9月15日の最終ニセコ3重連です。もしよろしければご覧ください。↓

http://www.youtube.com/watch?v=Z2B7ZDOImJg&feature=channel_page

ピノチオ製C62は天賞堂製品などに比べ非常に繊細な作りですが、シリンダーケーシングの傾斜表現等、16番の条件下で非常に上手く表現できていますよ。煙室扉のヒンジ形状やテンダー裏の配管類などまで機番により全て作り分けられており驚きます。
湘南カベルネマン 2009/05/14(Thu)23:50:14 編集
無題
湘南カベルネマンさん こん**は
三重連いいですね。ウチもNなら何とかは走らせられるのですが、十六番で客車付となるとだいぶ厳しいです。スユも無いし。動画だとよくわからなかったのですが、スハ45系は改造ですか?
C62Evo管理人 2009/05/15(Fri)22:22:26 編集
「ニセコ」のスハ45系
C62Evo管理人様

こんばんは。
我が家の「ニセコ」編成はプラ製品中心で機関車に対して経済的編成です。でもこの方が単機での牽引でも荷が軽いですし、元々プラ製品の出来が大変いいので満足しています。オユ10がTOMIX、スユ13がフジモデルのブラス車両、スロ62がTOMIXの改造(窓サッシュのボディ色化や車軸発電機取り付けで北海道仕様化)、スハ45・スハフ44がKATOのスハ43系改造(車軸発電機取り付け・大型蓄電池箱取り付けで北海道仕様化)です。サボ類や愛称板、所属表記のインレタなど、自分で仕上げる過程はとても楽しかったですよ。一応3重連のシロクニに合わせ、1971年9月15日の最終函館行上り列車編成に車番に合わせて再現しており、ひとりで悦に入ってます(笑)。

重連は同じメーカーの同じ仕様の機関車でないとなかなか同調しないので難しいですよね。
湘南カベルネマン 2009/05/15(Fri)23:37:55 編集
無題
湘南カベルネマンさん、こん**は
ニセコ編成は、私も改造しようと(Nですが)KATOの43系などと、キングスのパーツを集めて、さぁこれからと言うところで、マイクロエースのセットが発売されてしまい、モチベーションがさがってしまって、それっきりと言う……orz。
 大スケールはジョイント通過音がいいですよね。Nだとどうしても軽い音しかしないので、そこだけが不満です。
 山線の一部を再現したセクションレイアウトぐらいは欲しい所ですが、いつになるやら……。
 
C62Evo管理人 2009/05/16(Sat)21:09:57 編集
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