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ディティールアップのために、分解してみました。
天賞堂の模型は、必ず分解図が付いてくるので、それほど悩まなくても済みますが参考のために。
くれぐれも分解は自己責任で!
自身が無い人は、やらない方が無難です。16番の鉄道模型としては安い方ですが、それなりの価格はするのですから。
天賞堂の模型は、必ず分解図が付いてくるので、それほど悩まなくても済みますが参考のために。
くれぐれも分解は自己責任で!
自身が無い人は、やらない方が無難です。16番の鉄道模型としては安い方ですが、それなりの価格はするのですから。
まずは煙室扉を外します。この部分はプラスチックのパーツで、接着はされていません(ブラスモデルも、たいていは外せるようになっています)。手がかりは前照灯そのものなので、前照灯の電球に注意して慎重に外します。エプロンのシンダ避けは煙室扉側についています。このパーツは無理に外さなくてもかまいませんが(ランボードを外してからでも良い)、傷をつけると一番目立つところなのでここで外しました。逆にはめ込むときは、これもはまっているだけの、ハンドレールが抜けないように気をつけてください。
次にひっくり返して、従台車を外します。
2本のビスで止まっていますが、後方はバネが入っているので飛ばして無くさないように。
走り装置を外します。3本のビスで止まっています。内蔵されている電装系の基板とは、ハンダ付けではなく、バネで接触するようになっているので、そのまま外れます。
外したところです。ビスやバネなどは無くさないように、パーツ入れを準備しておきましょう。どこのビスだったか、わからなくならないように。
次にデフを外します。無理に外さなくてかまいませんが、ぶつけたり汚したりしないようにです。マスキングで逃げる方法もあります。ランボード下部のビス2本で止まっています。ダイキャストは通常ハンダがきかないので、こういう風に外せるのがいいですね。固定方法もナイスです。D51では上から覗くとランボードにビス止めされているのが、はっきり見えていましたから。各社の真鍮キットでも、真似して欲しい部分ではあります。
ランボードを外します。4本のビスで止まっています。ここが一番難しい工程です。なぜなら、前照灯へ行く電装系のコネクタも同時に外さなければならないのと、キャブ内の、乗務員椅子が火室後部に干渉するので、奥に見えるキャブを止めている2本のビスも外して、キャブも外さなければならないからです。
キャブを外すときには、汽笛引き棒と加減弁引き棒の2本の金属線が、キャブ前方の穴に差し込まれているので、曲げたりしないように慎重に外す必要がありま す。また、公式側ランボードには前部端梁へ行く、ブレーキ管(逆転機の下から伸びている配管)、非公式側ではボイラーの逆止め弁の配管もはめこまれている ので、これも注意して外しておきます。
これで主要部品はすべて外れました。ヒケが目立つサンドドームも、ボイラー裏側のネジで止まっているだけなので、気になる向きは交換もできそうです。ここまでばらせば、色挿しも容易です。ブレーキシューや火室下部はGSIクレオスの艦底色。輪心はメタルカラーのステンレス。コックなどは白で色差しをします。軟質プラパーツが多いので、プライマーを塗っておくといいかもしれませんが、私はそのまま塗っています。
キャブ内部の色差し。こんな感じですかね?
とりあえず今週はここまで。
次にひっくり返して、従台車を外します。
2本のビスで止まっていますが、後方はバネが入っているので飛ばして無くさないように。
走り装置を外します。3本のビスで止まっています。内蔵されている電装系の基板とは、ハンダ付けではなく、バネで接触するようになっているので、そのまま外れます。
外したところです。ビスやバネなどは無くさないように、パーツ入れを準備しておきましょう。どこのビスだったか、わからなくならないように。
次にデフを外します。無理に外さなくてかまいませんが、ぶつけたり汚したりしないようにです。マスキングで逃げる方法もあります。ランボード下部のビス2本で止まっています。ダイキャストは通常ハンダがきかないので、こういう風に外せるのがいいですね。固定方法もナイスです。D51では上から覗くとランボードにビス止めされているのが、はっきり見えていましたから。各社の真鍮キットでも、真似して欲しい部分ではあります。
ランボードを外します。4本のビスで止まっています。ここが一番難しい工程です。なぜなら、前照灯へ行く電装系のコネクタも同時に外さなければならないのと、キャブ内の、乗務員椅子が火室後部に干渉するので、奥に見えるキャブを止めている2本のビスも外して、キャブも外さなければならないからです。
キャブを外すときには、汽笛引き棒と加減弁引き棒の2本の金属線が、キャブ前方の穴に差し込まれているので、曲げたりしないように慎重に外す必要がありま す。また、公式側ランボードには前部端梁へ行く、ブレーキ管(逆転機の下から伸びている配管)、非公式側ではボイラーの逆止め弁の配管もはめこまれている ので、これも注意して外しておきます。
これで主要部品はすべて外れました。ヒケが目立つサンドドームも、ボイラー裏側のネジで止まっているだけなので、気になる向きは交換もできそうです。ここまでばらせば、色挿しも容易です。ブレーキシューや火室下部はGSIクレオスの艦底色。輪心はメタルカラーのステンレス。コックなどは白で色差しをします。軟質プラパーツが多いので、プライマーを塗っておくといいかもしれませんが、私はそのまま塗っています。
キャブ内部の色差し。こんな感じですかね?
とりあえず今週はここまで。
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助かります
C62Evo管理人様こんばんは。
分解方法の写真入り解説は大変役に立ちます。懇切丁寧な内容ありがとうございます。ちょっと色差しするだけで格段に見映えが向上し、益々パッと見ブラス機と区別がつかなくなりますね。本当にいい素性のモデルです。何と言ってもプロポーションがいいですよね。
そんなこんなで、眺めている分には十二分にかっこよさに納得のカンタムC62ですが、やはり走りに関しては一言文句を言いたいのはD51の時と同じです。豪快なサウンドの影に隠れてごまかされがちですが、本来鉄道模型のあるべき姿としての静粛でスムースな走りがおざなりになっている点が気になります。駆動系のメカニカルノイズや車輪の踏面の粗さからくる走行ノイズは現代の16番/HOモデルの標準的なレベルからかなり劣ると思うのです。このあたりがしっかり押えられていれば更にモデルに「品格」があったと思うのですが如何でしょう?
分解方法の写真入り解説は大変役に立ちます。懇切丁寧な内容ありがとうございます。ちょっと色差しするだけで格段に見映えが向上し、益々パッと見ブラス機と区別がつかなくなりますね。本当にいい素性のモデルです。何と言ってもプロポーションがいいですよね。
そんなこんなで、眺めている分には十二分にかっこよさに納得のカンタムC62ですが、やはり走りに関しては一言文句を言いたいのはD51の時と同じです。豪快なサウンドの影に隠れてごまかされがちですが、本来鉄道模型のあるべき姿としての静粛でスムースな走りがおざなりになっている点が気になります。駆動系のメカニカルノイズや車輪の踏面の粗さからくる走行ノイズは現代の16番/HOモデルの標準的なレベルからかなり劣ると思うのです。このあたりがしっかり押えられていれば更にモデルに「品格」があったと思うのですが如何でしょう?
Re:助かります
湘南カベルネマンさん、こん**は
分解方法はもっとうまいやり方があるかもしれませんので、一応の参考程度に見ていただければと思います。
走りに関してですが、タイヤの踏面が荒れている(挽物じゃなくてダイキャスト一発抜き??)のと、走行電圧のダイナミックレンジが狭いのが原因じゃないかと思いますがどうでしょうね?
これでは低速での入れ替えにはキツいので、直接制御モードにするのがいいかもしれません。
現在ドームを交換するかどうか悩んでいます。でも、ドーム交換するなら、空気作用管もですよねぇ……。
分解方法はもっとうまいやり方があるかもしれませんので、一応の参考程度に見ていただければと思います。
走りに関してですが、タイヤの踏面が荒れている(挽物じゃなくてダイキャスト一発抜き??)のと、走行電圧のダイナミックレンジが狭いのが原因じゃないかと思いますがどうでしょうね?
これでは低速での入れ替えにはキツいので、直接制御モードにするのがいいかもしれません。
現在ドームを交換するかどうか悩んでいます。でも、ドーム交換するなら、空気作用管もですよねぇ……。